実録結婚を決めたらする事 新居探し 賃貸契約にかかるお金

住む地域を決めて、自分が優先する条件に基づいて物件を選び、内見を行ってさらに選び、最終決定をして契約する。

ここまでが大まかな物件選びの流れになります。

引越しには繁盛期があって新生活に向けての1月～3月、ファミリーの引越しがピークになる9月、10月がそれに当たるようです。

なのでこの時期が一番物件の動きが活発になり、それ以降は散発で、一度空きが出た物件は埋まりにくい傾向があるようです。

まさに物件選びも婚活のようなものでその時のめぐりあわせというか、「縁」のようなものが重要になってきます。

物件探しはどこかで決断が必要

待っていても今見ている物件より、良い物件が空く可能性があるとも限りません。

期限などを決めて、その中で最良の物件を選ぶなどの決断も必要になってくると思います。

一般的な好条件といわれる物件、築浅、駅近などは当然家賃も高くなります。

条件が良くなれば、家賃は高くなる。

これはある程度の前提として、最終決定を行いましょう。

私は現在住んでいる物件につける文句は「家賃が高い（条件からすると相場）」、「ガスがプロパンである（契約前からわかっていた）」しかありません。

最終的には予算と相談ですね。

契約段階になるとまずはお金の話、それでよければ契約書の取り交わしと、提出書類の話になります。

賃貸契約の初期費用

契約段階に必要なお金の内訳としては、敷金、礼金、仲介手数料、保険料、鍵の交換代やクリーニング費用等になります。

大体家賃の5、6倍程度が一般的な目安でしょうか。

前にも書きましたが、ここはある程度減らすことが可能です。ある程度の労力と精神力が必要になりますが…

敷金は家を借りている時に床や壁等を破損させたり、汚してしまった際の補修に必要になってくるお金です。

家を出る際に一切汚れていなければ帰ってくるお金になります。なのでここはあまり気にせず、減らすことにこだわらなくとも良いと思います。

敷金0でも補修が必要な場合は、退去する時に追加で取られますからね…このため賃貸物件は出来るだけ汚さず住む事が重要です。

次に礼金ですが、ここは減らすことができる可能性が残っています。契約時に大家さんに払うお金になります。長期空いているよりは、礼金が少し減っても契約してくれる人がいる方が嬉しいはずです。

仲介手数料も狙い目です。こちらは賃貸物件を仲介してくれた業者に払うお金となります。最大で家賃の1倍らしいのですが、最初から0.5倍等をうたっている業者もあります。

最初からこのような業者で契約を行うのも良いですが、交渉して減らすことのできる所だと思います。

あとは火災保険や鍵の交換代などの諸費用ですね。保険は殆ど定額で値切るのは難しそうです。

鍵の交換費用は、契約者が負担するのか、大家さんが負担するのかというのは難しい所のようで、こちらは相談してみてもよいかもしれません。

こんな内容で見積書が提出されるかと思います。

基本的にはネット上の情報にも上記の費用の目安が記載されている場合がほとんどです。

敷金家賃の２ヶ月分、礼金家賃の２ヶ月分等という感じで。

商売ですので何も言わないとこのまま提出された金額での契約となります。

お金か時間と精神力か。値切り交渉

なのでまずは「安くなりませんか？」という値切り交渉を切りだす、という所から始まります。

この言葉を切りだすのに、少なくない精神力を必要とします。

「安くしてくださいなんていうのは恥ずかしい、みっともないんじゃないか？」その気持ちもわかります。

私もそうでした。

しかしやり方によっては数万円、10万円近い金額を節約できると思います。

この金額を安いと言い切れる人は中々いないのではないかと思います。

結局値切りというのはこの「手間」を惜しむのか、惜しまないか、という事だと思います。

安く賃貸契約を結びたいと思っているなら勇気を出して言ってみるべきです。

見積もりを見て、全体的に高いと言ってみるもよし、家賃や駐車場代をもう少し安くできないかと行って見るもよし。

取りあえず見積もりだけを貰って一端は引いてみると良いと思います。

私がお勧めする方法としては、その見積もりを持って別の賃貸仲介業者に行く事です。

現在はインターネットでの物件検索が普及した結果、物件の仲介を複数の仲介業者が行っているケースが殆どです。

なので大手のインターネット物件検索サイトで同じと思われる物件が複数検索に引っ掛かる事があります。

その場合、それらを良く見ると仲介している業者が違うだけなのです。

なので最初に行った仲介業者で貰った見積もりを参考にして、別の仲介業者で見積もりを貰って見てください。

この時点で安くなるという場合もあるかと思います。

あとは切り出せれば、「別で見積もりを貰っていて、それは高いと思っている。どうにか安くする事はできないか？」と思い切って言ってみましょう。

それを複数件行ってみれば、最初の見積もりよりはいくらか安くなっているはずです。

この場合一番最初に行った仲介業者に申し訳ないのではないかと思ってしまうのではないでしょうか？

物件の紹介から内見まで時間を使わせてしまった事ですし。

しかしこちらも少なくないお金を払う事なるのだから、より求めている条件を提出してくれる業者を選ぶのは必然です。

筋を通すなら他はこれだけ安くしてくれた、と他社の見積もりを持って再訪する事でしょうか（笑）

お金に折り合いがついたら契約へ

どちらにせよ金額に折り合いがついたら正式な契約へと進むこととなります。

この値切りも時間と手間がかかりますし、その間に別の人に物件を抑えられてしまうというリスクもあります。

結局は手間とお金の交換となるので、よく考えて選んでください。

契約を取り交わす段階になると後は業者毎の差はあまりないと思いますので、契約書の記入や初期費用の振り込み、必要書類の提出と進めて行くことになります。

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